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今月のこだま No.19<2008.10.1更新>

『時価、いくらのものですか?』


  「毎年、友人夫妻と夏の軽井沢を過ごしている」といえば豪勢に聞こえるが、炊事可能なホテルで合宿しているようなものだ。しかし、夏の軽井沢は、散歩するだけでも気分が良く、思わず自分の人生を振り返る時間にもなるから不思議である。
  ホテルの露天風呂も最高で時間が空けば、4人で健康麻雀の卓を囲む。千点10円。それが毎年、軽井沢銀座の入り口にある、鳥の丸焼きの購入資金になるのだから楽しい。2羽分は買える。

腕時計がなくなり、警察に届けた

  ところが今年はハプニングが起きた。2日目に私の腕時計がなくなったのである。朝の散歩に、持って行くつもりでベッド脇に置いて忘れてしまった。
  帰ってきて紛失に気づき、早速ホテル側に話すと、すぐ警察に連絡されて、刑事さんが来た。盗難届を出し、詳細な調書が作られたのも、初めての体験だった。
  その時、刑事さんから聞かれたひと言が、これから先の人生で座右に置きたい言葉になったのだから、安い? 授業料だったといえる。

私の時価は、いくらだろうか?

  「その腕時計は、時価いくらのものですか?」いきなり聞かれた質問に驚愕(がく)したが、ブランド品で10万円近くの定価。かなり安く手に入れた上に1年半はたっているので、減価償却すれば…「5万円ぐらいです」と答えた。
  それからである。「時価、いくらのものか?」が、頭から離れなくなった。時価とは「いま現在のお値段」のこと。反射的にひらめいたのは「私の時価は、いくらだろうか」という思いであった。

「石炭人形」棺に入れるほどの価値

  手元に、26歳の時に三井三池炭鉱のホッパー前に泊まり込んだ思い出の品として、確か数百円で買った石炭人形がある。この石炭人形を「時価、いくらですか?」と聞かれたら、何と答えるだろうか。多分「私が死んだら柩(ひつぎ)の中に入れてもらうほどの価値があります」と答えるだろう。
  人は絶えず「時価、いくら?」という評価を背負って生きているのではないだろうか。その時「昔は…」などと、過去の評価を持ち出すようでは情けない。また「粗大ゴミ」といわれるようであれば、こちらが運搬費を出さなければ持って行ってくれない。「いま、なんぼ?」は、時価なのである。
  「私はいま、なんぼのものか!」――価値ある人生をつくり、価値あるままに死にたいものである。

文:地域活動実践家 小玉文吾

 

2009年

5月19日〜31日 ならまちナイトカルチャー(奈良)
5月24日  第3回国際脳教育セミナー 〜成功としあわせを引き寄せる脳の秘密!(東京)
5月30〜31日  “風の盆”onOAP=i大阪)
6月20日 ECOろうそく能 〜さまざまな地獄〜【大阪ナイトカルチャー参加事業】(大阪)


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